【トイレ】黄ばみ・黒ずみの原因はなに?汚れを落とす掃除方法を紹介!

【トイレ】黄ばみ・黒ずみの原因はなに?汚れを落とす掃除方法を紹介!

トイレの黄ばみや黒ずみの原因と掃除方法について

トイレは綺麗に保ちたい空間です。
ですが、汚れが付きやすい場所でもありますよね。

「最近トイレの汚れやすくなった気がする……」
「掃除をしているのに黄ばみや黒ずみが目立つ…」

上記のようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、トイレに汚れがつく原因と掃除する方法について分かりやすく解説していきます。

【トイレ】黄ばみ・黒ずみの原因は?なぜ汚れるの?

トイレ(便器)の黄ばみや黒ずみがつく原因はなに?

トイレの汚れでとくに気になるのが「頑固な黄ばみ・黒ずみ」ですよね。
黄ばみや黒ずみの原因は主に下記のものになります。

  • 水垢
  • カビ
  • 尿石汚れ

ここでは上記について深掘りして解説していきます。

原因➀:水垢

水垢は黒ずみの原因になります。
実は水垢は、ミネラル成分(カルシウム等)が「石炭化して固まったもの」。
ミネラルウォーターはもちろん、水道水にもカルシウムやマグネシウム、シリカなどのミネラルが含まれています。
それらのミネラルと汚れが混ざり、さらに水分が蒸発することで嫌な黒ずみになって現れます。
よほどこまめに掃除でもしない限り、ミネラル分はすぐに蓄積されていきます。
水垢については、正直なところいくら気をつけていても防ぎようがありません。

原因②:カビ

カビもトイレの黒ずみ汚れの原因です。
トイレに発生するカビは『クロカワカビ(俗称クロカビ)』と呼ばれるもの。
黒カビは白カビや赤カビと違い、根を張って増殖します。
黒カビが増殖する原因は主に下記の3つ。

  • 温度
  • 湿度
  • 栄養

カビは湿度60%を超えると発生しやすくなり、80%以上で急激に繁殖します。
また、温度5〜35℃前後であれば空気中の水分や埃、水垢などを栄養源として成長します。
湿度が高く栄養(汚れ)のあるトイレは、カビが繁殖しやすい場所といえますね。
なかでも「水が溜まっている便器の中」や「タンクの上」にはカビが発生しやすくなります。

原因③:尿石汚れ

黄ばみは尿石が原因になってます。
尿石は、尿に含まれる「尿素」や「カルシウムイオン」が固まって石化したもの。
水で流しても完全には取り切れていない場合も多く、頑固な黄ばみへと変化していきます。
また、排尿するときには、尿の細かなしぶきが飛び散っています。
(とくに立って用を足す男性)
飛散したしぶきが便器の内側や便座の裏側につき、汚れが蓄積していきます。
壁や床にも付着することが多く、悪臭の原因つながることもあるので要注意。

【トイレ】黄ばみ・黒ずみ汚れを放置するとどうなるの?

トイレ(便器)の黄ばみや黒ずみを放置するとどうなるの?

黄ばみや黒ずみは、水垢、クロカビ、尿石が原因となります。
これらの付着を完全に防ぐのは難しいですが、小まめな掃除をするのはかなりオススメ。
というのも、汚れを放置すると簡単には取れない「頑固汚れ」となるからです。
頑固な汚れにまで変化すると、日々の簡単なお掃除ではなかなか汚れは取れません。
またこれらの汚れは悪臭の原因にもなるので要注意です。
「見た目が黄ばんで臭いもキツイ」 こんなトイレ嫌ですよね…。
トイレを気持ちよく使うのであれば、頑固汚れになるまで放置するのは厳禁です。

【トイレ】どうしたら取れる?汚れるときの掃除方法を紹介!

トイレ(便器)の黄ばみや黒ずみ、水垢やカビを掃除する方法

そもそもですが、水垢やカビが「黄ばみ・黒ずみへと変わる前」に清掃できるのが1番です。
しかしながら、忙しい日々を送っているとどうしても汚れが目立ってしまうはよくあること。
汚れが溜まりやすく、黄ばみや黒カビが発生しやすいのは下記の3箇所。

  • 水の中の汚れ
  • 便座裏の汚れ
  • 便器フチ・フチ裏の汚れ

それぞれ効果的な掃除方法をご紹介しつつ、分かりやすく解説していきます!

水の中(水がたまるところ)の汚れ

水の中(水がたまるところ)はよく黒ずみが発生する場所。
少し掃除をさぼるとすぐに汚れが目立ちますよね。
この部分の掃除方法の流れは下記のとおり。

  1. 便器の中に2Lほどバケツで水を注ぐ(バケツがない場合は紙コップで中の水を抜く)
  2. 水位が低くなるので、汚れに洗剤を付けていきます。
  3. ※水垢のときは酸性の洗剤、黒カビの場合は塩素系の洗剤を使います。
  4. 汚れがひどい場合は、トイレットペーパーを数回巻いたものに洗剤を含ませて付け置きします。(30分〜1時間ほど)
  5. 最後にブラシでこすり、水を流して完了です。

ちなみに、酸性と塩素系の洗剤を混ぜると有毒ガスが発生してとても危険です。
洗剤を使うときは、絶対に混ぜて使用しないように注意してください。

便座裏の汚れ

便座裏には、飛散した尿の汚れが尿石として付きやすいです。
実は結構汚れている部分なんですよね。
尿石は水垢と同様にアルカリ性。
なので、酸性洗剤を使うと汚れが落としやすいです。
ただし、便座の材質がプラスチックの場合は痛めることがあるので要注意。
その場合は、弱酸性の洗剤やクエン酸を使用するのがオススメです。
材質によって使い分けてください。
便座裏の掃除ポイントは『便座のつなぎ目』と『便座裏のゴム内部』です。

・便座のつなぎ目

一般的な便座にはつなぎ目があります。
つなぎ目の間に汚れが溜まることで、嫌な臭いの原因となることも。
綿棒や歯ブラシの先端に洗剤をつけて掃除をすると汚れが落としやすいですよ。

・『便座裏のゴム内部』

便座裏のクッション材として使用されているゴムも、汚れや黄ばみが付きやすい部分。
実はあのゴムは取外しができるんです。

  • 取り外したゴムは漂白用洗剤で付け置き洗いする
  • 外した便座裏を歯ブラシなどで磨く

上記の掃除方法でキレイにできます。
合せて掃除してみてください。

便器ふち・ふち裏の汚れ

便器のフチやフチ裏は掃除がしにくく、見逃してしまう部分。
気が付いたときには頑固な汚れになっているケースも多いです。
基本的にはこれまでの洗浄方法と同じく、酸性の洗剤を使用してブラシで磨いていきます。

  1. トイレットペーパー(トイレ用シートなど)を便器のふちに詰めます。
  2. 便器のふちに詰めたトイレットペーパーの上から洗剤をかけ10分ほど放置します。
  3. トイレットペーパーの上からブラシで磨きます。
  4. 水で流して完了です。

上記の方法でも汚れが落ちない場合は、サンドペーパー等を使用する方法もあります。
(※サンドペーパーは1500番~2000番の耐水ペーパーです)
が、便器を傷つける可能性もありますのであくまで最後の手段と考えておいてください。
くれぐれもゴシゴシとこすり過ぎないように注意してください。

【トイレ】黄ばみ・黒ずみを予防するにはどうすればいい?

トイレ(便器)の汚れを予防する方法

掃除も大切ですが、そもそも黄ばみや黒ずみの発生を予防できれば楽ですよね。
予防できれば、キレイな状態も長く保つこともできますからね。
そのためには、水垢汚れやカビの発生を抑えることが必要になります。
ここでは、黄ばみや黒ずみの発生を予防する方法について書いていきます。

トイレ室内の湿度を管理する

まず大切なのは、室内に湿気をため込まないことです。
手軽な方法としては、小まめに窓を開けたり換気扇を回すこと。
窓がない、防犯上開けたくないといった場合は、小さめの除湿器を設置するのもオススメです。
そのほか湿気対策として、使用後は便器のふたを閉めてから水を流すのも有効ですね。

汚れ防止グッツを使用する

そもそも汚れが付着しないようにすることも大切ですよね。
抗菌成分のあるグッズを使用すれば、汚れ防止だけでなく除菌効果も期待できます。
手間も少なくトイレを清潔に保つことが可能です。
便器のコーティグを行いつつ撥水性をよくすることで、便のこびりつきを防止できる点も

洗浄レバーの「小」を使用しない

トイレ使用後に流す水が少ないと、便器への尿残りが多くなります。
節水のためタンクにペットボトルを入れて使用している場合は、使用水量が少ないのでとくに注意が必要。
汚れ予防以外でも、トイレットペーパーによる詰まりの原因にもなることがあります。
節水が叫ばれる昨今ですが、少なすぎる水量ではトイレつまりに発展する場合もあります。
洗浄レバーの「大」 を適切に使って流すのがオススメです。
ちなみに、「お掃除シート」や「流せる猫砂」などは「大」を使っても詰まる場合があります。
流さずにゴミとして処理するなど、適切な対応で詰まりは予防できますよ!

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異常があればプロの業者に相談してみる

「トイレの水の流れる量が少ない」
「汚水が上手く流れない」
といった場合は、黄ばみや黒ずみにも繋がりやすくなります。
とくに流れの悪さやゴボゴボ音がする場合は、排水管の汚れも関係している可能性もあるので要注意。
小さな異変があれば、信頼できる水まわりのプロに早めに相談してみてください。

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【トイレ】便器に汚れがつく原因と掃除する方法まとめ

黄ばみや黒ずみの原因は、主に下記の3つです。

  • 水垢
  • カビ
  • 尿石汚れ

放置すると頑固な汚れになるので、小まめに掃除するのが理想です。
万が一汚れがひどくなった場合は、この記事でご紹介した掃除方法をぜひお試しください。
もし便座などの汚れがひどく使用期間が長い場合は、部分的な交換も視野にいれてもよいかもしれません。
全体的に汚れている場合は、地域の信頼できる水まわりのプロに相談して意見を聞くのがオススメです。
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