【水道管の凍結】防止する方法はある?凍ったらどうするかの対処方法も解説!

【水道管の凍結】防止する方法はある?凍ったらどうするかの対処方法も解説!

水道管の凍結を防止する方法と凍ったときの対策方法まとめ

冬になると心配になるのが『水道管の凍結』です。
水やお湯がでなくなると普段の生活にも支障がでるので、事前に凍結を防止しておきたいところです。
ただし、対策をしたくても「なにをすればいいの?」と疑問に感じている人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、水道管の凍結防止方法について解説していきます!

【水道管の凍結】防止する方法はある?

水道管の凍結を防水する方法はあるの?

水道管が凍結する可能性がでてくるのは『気温がマイナス4℃以下』になった場合です。
日当たりが悪い場所では、マイナス1℃〜2℃ほどで凍結することも。
寒冷地の冬では上記の気温は珍しくありませんよね。
凍結しないためにも、あらかじめ対策しておくことが大切です。
対策の方法としては下記の4点が挙げられます。

  • 凍結対策①:保温材を使う
  • 凍結対策➁:メーターボックスも保温する
  • 凍結対策③:水を出しっぱなしにする
  • 凍結対策④:水抜き栓を活用する

上記についてもう少し深掘りして解説していきます。

凍結対策①:保温材を使う

水道管に保温材を付けることで凍結防止になります。
むき出しになっている水道管にはとくに有効な手段です。
発泡スチロール製の保温材や、エアパッキン(プチプチ)などを水道管に巻いた後にビニールテープで巻いて止めていきます。
古い布、使い古しの毛布を巻いて、ビニールテープを巻いてもOKです。
エアパッキンとタオルなどを併用することも保温効果を高められるのでオススメです。

凍結対策➁メーターボックスも保温する

メーターボックス(量水器)の中の保温も凍結防止に繋がります。
発泡スチロールなどを親指大にカットし袋に入れ、保温材としてメーターボックス内に配置します。

メーターボックスの保温方法

引用元:仙台市水道局より

発泡スチロールがない場合は、使い古しの布や毛布、新聞紙を袋に入れて使ってください。

凍結対策③:水を出しっぱなしにする

水を出しっぱなしにすることでも凍結防止対策になります。
出しっぱなしにする量は鉛筆の芯くらい。
ポタポタ程度では水圧の関係で水が止まってしまうこともあります。
しっかりと流れるくらいに調整してください。
ただし、こちらの方法は環境次第で効果が見込めないこともあります。
また、水道代がかかってしまう点も考慮する必要があります。

凍結対策④:水抜き栓を活用する

寒冷地であれば「水抜き栓」もしっかりと利用します。
水抜き栓を利用する流れは簡単で下記のとおりです。

  1. 家の中の蛇口をすべて閉める
  2. 水抜栓をハンドルを回す(基本的に時計回りで止まる)
  3. 家の中の蛇口をすべて開けて水を出し切る
  4. 家の中の蛇口をすべて閉める
止水栓の操作方法について

引用元:仙台市水道局より

水抜操作をしても水が出ている場合は、水抜栓の故障が考えられます。
お住いの地域の水道局にご相談ください。
上述してきたように、凍結を防止できる方法はいくつかあります。
各方法を上手く活用して水道管の凍結を防止してください。
ちなみに、いずれの方法も気温が低くなる前に実施しましょう。
寒くなる前であれば作業もしやすいですし、凍結を事前に防ぐくことできるのでオススメです。

【水道管の凍結】凍ったらどうするかの対処方法も解説!

水道管が凍ったらどうするのかの対策を解説

上記の対策をした場合も、寒冷地では水道管が凍ってしまうことがあります。
万が一、凍ってしまったときの対処方法については下記のとおり。

  • 対処①:水道管にぬるま湯をかける
  • 対処②:カイロを活用する

ここでは上記の対策について解説していきます。

対処①:水道管にぬるま湯をかける

凍った水道管にお湯をかけることで凍結解消が期待できます。
お湯をかける場所にタオルをあてて、その上からお湯をかけてください。
(※タオルをかけることで余熱を利用できます)
ただし、熱湯をかけるのはNG。
水道管が破裂する恐れがあるので注意してください。
熱湯がNGな理由は、温度差によって金属にヒビが入ることがあるためです。
かけるお湯の温度は45〜50℃程度が目安となります。

対処②:カイロを活用する

凍結して水が出ない場合、お湯を用意できないこともあります。
その際はカイロを活用するのもオススメ。
カイロは直接水道管に当てるのではなく、エアパッキン(プチプチ)やタオルなどで巻いてから使用してください。
温度が徐々に高まり、凍結を解消できる場合があります。
そのままタオルごと結んだりヒモなどで固定してもOK。
放置して氷を溶かすこともできるのでオススメです。

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【水道管の凍結】もしも水道管が破裂した場合はどうする?

水道管が凍結で破裂してしまった場合の対処方法

水道管の凍結に気を付けていても、どうしても破裂してしまう場合もあります。
「破裂した時はどうしたらいいの?」と不安に感じますよね。
ここでは、水道管に不具合があった場合の対処についてまとめます。
対処はとても簡単なので、ぜひ覚えておいてください。

水道の元栓を止める

水道管が破裂して水漏れがあった場合、メーターボックス(量水器)の中にあるバルブを締めてください。
元栓を閉めれば、宅地内の水の流れを止めることができます。
まずは落ち着いて水の流れを止めましょう。
水道管の破裂に限らず、水漏れが起きて各止水栓の位置が分からないときは、ここの大元のバルブを閉めてから対応してください。

水道局や指定給水工事業者に連絡する

水を止めたら水道局や指定給水工事業者に連絡してください。
顔なじみの信頼できる業者さんがいる場合はそちらに連絡します。
一方で「どこに頼めばいいのか分からない」といった場合もありますよね。
その場合は、お住いの地域の水道局に問い合わせてください。
水道局の指定業者を紹介してもらえます。
水道局の公式サイトでも「指定業者一覧」として掲載されています。
そちらでも簡単に確認できるのでオススメです。

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【水道管の凍結】凍結しない方法と凍った場合の対策まとめ

水道管が凍結を防止する方法は下記の4点です。

  • 凍結対策①:保温材を使う
  • 凍結対策➁メーターボックスも保温する
  • 凍結対策③:水を出しっぱなしにする
  • 凍結対策④:水抜き栓を活用する

保温材や水抜き栓を上手く活用して、水道管の凍結を防止しましょう。
万が一凍結して水道管が破裂した場合は、メーターボックス内の元栓を閉めます。
まずは水を止めて落ち着いてから、水道局や指定業者に連絡してください。
長年地元に根付いた業者さんを選ぶのがオススメです。

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